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日蓮大聖人・池田大作

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勇んで人間の中へ!(下) 民衆の「声」が民主主義の土台

2008.10.25 随筆 人間世紀の光5(池田大作全集第139巻)

前後
5  本年の十二月十日は、「世界人権宣言」採択から六十周年の佳節である。
 この宣言の作成に携わったブラジル文学アカデミーのアタイデ総裁とも、私は対談集を発刊した。
 このアタイデ総裁へ、人権宣言作成の中心者であるアメリカのエレノア・ルーズベルト大統領夫人が寄せた手紙が残っている。
 そこには──
 「民主主義は、熱情をもって"献身する者"の純粋かつ高貴な思想なしには生き永らえないものです」(『二十一世紀の人権を語る』本全集第104巻収録)と。
 アタイデ総裁は、この言葉を引きながら、私たちを励ましてくださった。「今日、『熱情をもって"献身する者"』の最も高貴な例を、私はSGIの活動と理念に見出します」と。
 民主主義の精髄である「信教の自由」を護り抜き、生命の尊厳を勝ち取るために、我らは戦う!
 人類の希望を担い立って、学会は学会らしく、威風も堂々と前進するのだ。
 世界との対話の大海原へ、赫々たる民衆の勝利のために!
  雄渾の
    高貴な創価の
      同志らは
    いやまし雄叫び
      世界に響かむ

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