Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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離島の同志万歳!(下) 心は一つ! 創価の師弟の旗高く

2008.10.7 随筆 人間世紀の光5(池田大作全集第139巻)

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6  有名な御聖訓には、「心の一法より国土世間も出来する事なり」と説かれる。
 わが離島の友の創価の心は、明るく賢く、島の国土を輝かせていく光だ。
 世界の島々とも、大きく友情が広がっている。
 十年前の十月、韓国・鬱陵ウルルン島の鄭宗泰チョンジョンテ郡守ご一行が、花の八丈島研修道場を訪問され、和やかな交流を結ばれた歴史も思い起こされる。
 韓国の思想家として名高い韓龍雲ハンヨンウン先生は言われた。
 「感謝の心! そこに理解もあり、尊敬もある。満足もあり、平和もあるのだ」(キムサンヒョン編『韓龍雲語録』詩と詩学舎〈韓国語版〉)
 美しき心が光る島は、新たな歴史を開く大舞台であり、新たな文化を創りゆく電源地である。
 古代ギリシャの大哲人プラトンは、地中海のシチリア島で正しき社会のために奔走する弟子を励ました。
 「全世界の人びとが君だけに注目している」(田中美知太郎『プラトン』1、岩波書店)
 私も声を大に叫びたい。
 わが離島の誉れの弟子たちよ! 絶対の愛弟子たちよ! 全世界の友が見つめ讃えている。
 三世十方の仏菩薩も、無量無辺の諸天善神も見つめ、守護している。
 我らの一切の戦いは、広宣流布のためである。
 そして、我らを見守り、大勝利を待ってくださっている日蓮大聖人に、お応えしゆくためである。
 創価の師である牧口先生、戸田先生の平和と正義の大願を、"妙法の巌窟王″となって実現するためである。
 それを思えば、力は無限に湧いてくる。
 さあ、いよいよ、これからだ!
 にぎやかに希望の銅鑼を打ち鳴らしながら、いざ船出しようではないか。
  堂々と
    ついに勝ちたり
      宝島
    何と嬉しき
      久遠の同志よ

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