Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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「大三国志展」を見て(下) 若き英雄たちよ 歴史の大舞台へ!

2008.7.7 随筆 人間世紀の光5(池田大作全集第139巻)

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8  日蓮大聖人は仰せだ。
 「総じて日蓮が弟子檀那等・自他彼此の心なく水魚の思を成して異体同心にして南無妙法蓮華経と唱え奉る処を生死一大事の血脈とは云うなり、然も今日蓮が弘通する処の所詮しょせん是なり、若し然らば広宣流布の大願も叶うべき者か
 『三国志』の中に「水魚の交わり」──劉備が孔明との深い絆を水と魚の関係に譬えた有名な故事がある。
 御文の「水魚の思」は、ここから出た言葉である。いうなれば、「水魚の思」とは、「異体同心」「師弟不二」の象徴ともなっているのだ。
 「師弟不二」であるならば、弟子は、水を得た魚の如く、自在に勝ち進むことができる。
 今、わが分身の青年たちが、創価の師弟に生き抜きながら、あらゆる使命の舞台で、勝利の金字塔を打ち立て始めた。
 二十一世紀の世界を担う、若き諸葛孔明たちよ!
 いかなる烈風もはね返し、破邪顕正の闘争で、圧倒的な勝利の歴史を創れ!
 師弟の絆、同志の絆が金剛不壊なれば、広宣流布の大道は無限に広がりゆくのだ!
  君もまた
    世界広布の
      孔明と
    その名残せや
      偉大な弟子なば

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