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日蓮大聖人・池田大作

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青年の陣列の拡大(下) 青年部 勝鬨あげて 青春飾れや

2008.2.10 随筆 人間世紀の光4(池田大作全集第138巻)

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5   人材の
    山脈高く
      聳え立つ
    心の世界は
      黄金の翼と
 アメリカの詩人ロングフェローは叫んだ。
 「歓楽ではない、悲哀ではない、われらの定められた行路、行く手は。
 われらの定めは、活動すること、明日ごとに今日よりも進んだ者となるように」(「人生讃歌」亀井俊介・川本皓嗣訳、『アメリカ名詩選』所収、岩波書店)
 傘寿を迎えた今、私も、この詩の如く、愛する青年たちとともに、今日より明日へと、未来を開き、万代までの総仕上げを果たしゆく決意だ。
 御聖訓には──
 「うれしきかな末法流布に生れあへる我等
 さらに、「今まで生きて有りつるは此の事にあはん為なりけり」と仰せである。
 "今この時"に共々に生まれ合わせ、世界に、未来に、妙法という幸福の松明を広げゆく不思議さよ!
 戸田先生の生誕百八周年のこの二月に開催する、意義深き「青年部幹部会」は、大きな全体の会合ではない。全国各地の座談会に、青年部が勇んで集い合って行われる。
 青年部が活躍する座談会を何よりも望まれた戸田先生も、どれほど喜ばれることか。
 学会家族の"父母"である壮年、婦人の皆様も、どうか応援をお願いしたい。
 あの"二月闘争"の拡大の原動力も、「座談会」であった。
 そして今、広布第二幕の"二月闘争"の歴史は、青年部が主役の「座談会」から生まれるのだ。
 特に、生き生きと躍動して、新時代の「希望の門」を開きゆく、女子部の「池田華陽会」の晴れ姿を、妻も、婦人部の方々も、大喝采で見守っている。
 戸田先生は、師子吼された。
 「大信力あって、唱題に、折伏に、大行力を出すならば、大仏力、大法力が絶対に現れぬわけがない」
 若き君よ、君たちよ!
 師弟の勝利と栄光の旅路を、誇りも高く、威風堂々と進みゆけ!
  全世界
    君を見つめむ
      青年部
    勝鬨あげて
      青春飾れや

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