Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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聖教は勝利の力 寒風の日々 尊き「無冠の友」の無事を祈る

2007.11.30 随筆 人間世紀の光4(池田大作全集第138巻)

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6  中国の名門・武漢大学の虞崇勝ぐすうしょう教授が、聖教新聞に素晴らしい所感を寄せてくださったことがある。そこには、聖教新聞が希求する「精神の品格」は、四つの文字で表すことができると記されていた。
 第一に「高」──出発点も、目指す理想も高い。
 第二に「潔」──確固たる信念に基づいて潔い。
 第三に「美」──内容も、新聞の作りも美しい。
 第四に「実」──真実であり、現実を直視している。
 なかでも「潔」(潔さ)の一項目として、「邪悪な勢力に対する不屈の闘い」をあげておられた。すなわち──
 聖教新聞は、国際的には、「戦争と暴力の文化」から「平和と非暴力の文化」への転換を訴えている。
 国内にあっては軍国主義に反対し、「国益優先」から「民衆主体」の日本への転換を主張してきた。宗教界では、堕落した極悪の勢力に対し、一歩も引くことなく闘争し、清廉公正で、真の信仰心を確立するための手本となっている──と。
 見る人は見ている。鋭く正視限で評価してくださっている。
7  「新生の事物は、つねに声をはりあげるものであり、この旧い世界を改造しようとする。これは革命的気概である」(『周恩来〈1926年〜1949年〉日本語版《周恩来選奨》』翻訳室訳、外文出版社)──中国の周恩来総理の言葉であった。
 新中国誕生の三カ月ほど前(一九四九年七月)、今まさに勃興する「偉大な時代」を表現しゆく大文芸を期待しての叫びであった。
 生き生きと新時代の開幕を告げるのも、新鮮な新しき声であり、力強い言論である。
 邪悪に対しては正義を!
 虚偽に対しては真実を!
 師子の吼ゆるが如く「声をはりあげる」言論こそ、新しき精神革命の原動力だ。
 誇らかに叫び抜け、創価の師弟の栄光を!
 広宣流布の第二幕を、聖教新聞とともに開きゆくのだ!
  偉大なる
    広宣流布の
      聖教は
    平和と勝利の
      不滅の指針と

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