Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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世界の指導者との対話 我らは「精神世界」の開拓者

2007.10.20 随筆 人間世紀の光4(池田大作全集第138巻)

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12  本年五月、欧州マケドニアから賓客をお迎えし、八王子の創価大学でお会いした。
 美しき湖畔の古都オホリッドの名に由来する、「オホリッド・ヒューマニズム・アカデミー」のプレブネス会長のご一行である。
 マケドニアは、アレキサンダー大王の深き縁の大地だ。
 光栄にも、プレブネス会長は論じてくださった。
 ──アレキサンダー大王は「世界の扉」を開いた。
 そして、二千三百年を経た現代において、戸田会長の弟子である池田博士が、「人類の希望の扉」を開いたのである──と。
 世界を結ぶ創価の師弟に寄せられた信頼として、謹んでご紹介させていただきたい。
13  アレキサンダー大王の心は、常に兵士と一体であった。
 大王は、生死を共にしゆく勇者を「この男もまた、アレキサンダーなり」と宣言した。
 自分と一緒に、自分と同じく勇敢に戦う者は、皆、アレキサンダーだというのだ。
 戸田先生も、「全員が戸田城聖たれ!」と訴えられた。
 私は、この戸田先生の若き分身として、日本中、世界中を走り抜いてきた。
 人と会い、人と語り、友情を結び、一瞬の邂逅を永遠の出会いにする思いで、仏縁を全地球に広げに広げてきた。
 若き君よ! 青年たちよ!
 君もまた山本伸一となって、私に続いてくれ給え!
 人を当てにするのではない。自分自身が「希望」の太陽となって、行く所、向かう所に、勇気の光を送りゆくのだ!
 雄渾なる前進また前進で、勝利また勝利の大光を自分らしく赫々と放ちゆくのだ!
 君たちよ! 二十一世紀の新世界の扉を開きゆく、若き創価のアレキサンダーたれ!
  法難に
    断固と護れや
      師弟城
  
  喧燥の
    嵐に勝ちゆけ
      師弟山

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