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日蓮大聖人・池田大作

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ハーバード大学からの新風 「対話」で平和の世紀を!

2007.2.21 随筆 人間世紀の光4(池田大作全集第138巻)

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10  アメリカ創価大学(SUA)の誉れの一期生で、ハーバード大学の教育大学院に進んだネイスン・ガウアー君から、先日、手紙が届いた。
 「SUAの一期生として、見事な模範を示します」と、凛々しき決意にあふれる便りであった。
 そこには、英知があった。夢があった。努力があった。友情があった。師弟があった。母への愛があった。青年の熱と力があった。私は、本当に嬉しかった。
 現在、アメリカの男女学生部の英才たちが学ぶ大学は、ハーバード大学をはじめ、全米二百五十を数える。
 みな、愛する母校で、生き生きと真理を探究し、価値創造の対話を展開している。
 忘れ得ぬ中国の鄧穎超先生(周恩来総理の夫人)は言われていた。
 「青年は、胸襟を開いて、大いに友情を広げていくべきです」(金鳳著『鄧穎超伝』人民出版社、中国語版)
 私たちが共に目指すのは、「生命尊厳の世紀」であり、「恒久平和の世紀」である。そして「人間が輝く世紀」である。
 その未来へ向かって、勝利の新鮮な「青年の風」「女性の風」「対話の風」が、今、さっそうと吹き始めている。

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