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日蓮大聖人・池田大作

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真実と虚偽を語る〔2〕 創価学会が「仏語の真実」を証明

2006.2.18 随筆 人間世紀の光3(池田大作全集第137巻)

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4  大言論闘争を一生涯、貫き通した哲学者・ボルテールは、波瀾万丈のその人生の最終章、パリの民衆から、嵐のような喝采に包まれた。
 それは、学者としてのボルテールを讃えたのではない。
 虚偽と勇敢に戦い続けた「真実の擁護者」として、そして、恐るべきデマから市民の一家を救い出した「正義の英雄」として、万人が心からの感謝と尊敬を捧げたのだ。
 創価の三代の師弟も、虚偽と戦い抜き、真実に生き切ってきたゆえに、世界からの絶大なる信頼を勝ち得てきた。
 現代中国を代表する作家の金庸博士も、語ってくださった。
 「釈尊も、妬まれ、嘘で陥れられようとしました」
 「池田先生の偉大さを快く思わない人々がいるでしょうが、『真実』は、どこまでも『真実』です。
 誰かが、いくら陥れようと企もうと、どんなに嘘で塗り固めようと、最後には『真実』は明らかになるでしょう」
 真の友情とは、ありがたいものである。
 「真実一路」に戦う我らには、世界の知性と良識の大連帯が広がっている。
 そしてまた、未来永劫に尽きない正義の民衆の大陣列が続いている。
 あの一九五八年(昭和三十三年)の三月十六日――。
 白雪の富士を仰ぎつつ、師匠・戸田城聖先生のもとに馳せ参じた青年は、その数、六千人であった。
 今や、インドの六千人の青年をはじめ、世界百九十の国や地域で、幾百万の若き革命児たちが「師弟の魂」を赤々と燃え上がらせながら、この「広宣流布の日」を迎えている。
 「我らは宗教界の王者なり! 精神界の王者なり!」とは、恩師の不滅の師子吼であった。
 わが後継の青年たちよ、後世に正しき歴史を残すため、信念の言論を誇り高く貫け! 
 そして「真実」と「正義」が完全勝利しゆく世紀をば、断固として創り上げてくれ給え! 
  富士の山
    君の心も
      不二の山

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