Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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懐かしき山口闘争 築け! 広宣流布の大人材城

2005.10.22 随筆 人間世紀の光3(池田大作全集第137巻)

前後
6  「大作が行けば大丈夫だ」
 戸田先生は、私の戦いを、悠然と見守られていた。
 先生の山口入りは、弟子の山口闘争が終わって三カ月後のことであった。
 その時、私は、次の決戦場の大阪にいた。
 先生は、下関で、こう言われて落涙されたという。
 「今、大作は、関西で命懸けで戦っているんだ。弱い体だから心配だ」
 激戦、また激戦の日々であった。中傷批判の嵐の真っ只中を、私は一段と決意深く、前進の指揮を執った。
 先生に喜んでもらいたい。
 勝利を報告したい。
 これのみが、弟子の道であるからだ。
 ああ、懐かしき山口闘争!
 私は勝った。
 この舞台にあっても、師弟は不二として勝った。
 わが弟子よ! 君も、断じて何ものにも負けるな!
 「正義の拡大」のために、勝って、勝って、勝ちまくってくれ給え!
 山口は戦った。
 中国方面は実によく戦った。悔いなく歴史を作った。
 今や、ありとあらゆる闘争にあって、全国模範の勝利、勝利の大人材山脈が、堂々と出来上がってきた。
 さあ、汝自身の永遠の福徳を積みゆくために!
 創立七十五周年を総仕上げし、明年迎える「山口闘争五十周年」をば、圧倒的な完勝の歓喜で飾ってくれ給え!

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