Nichiren・Ikeda

Search & Study

日蓮大聖人・池田大作

検索 & 研究 ver.9

21世紀の希望都市・町田  

2005.5.20 随筆 人間世紀の光2(池田大作全集第136巻)

前後
8  「いざ、鎌倉!」
 一旦緩急の時あらば、万事をさしおいて、鎌倉に駆けつける、その天晴れな「丈夫の心意気」を凝結した言葉だ。町田を通る、いにしえの「鎌倉街道」は、そのために開かれたともいわれる。思い出深い町田文化会館の前の道は、現在、同じ「鎌倉街道」と名づけられている。
 今、私の胸には響いてくる。「いざ、広宣流布の決戦!」と闘志をたぎらせて、町田の道を疾駆しゆく、わが友の躍動する足音が!
 私はかつて、偉大な町田の勇者の皆様に、万感の思いを筆に込めて贈った。
 「町田の大道」――前進なくして大道なし。戦いなくして大道なし。
 「町田の大道」は、「師弟の大道」だ。「栄光の大道」だ。「連戦連勝の大道」だ。百戦錬磨の誉れ高き友が、先頭に立って開く大道である。
 民衆詩人ホイットマンは、「大道の歌」に詠った。
 「さあ、出発しよう! 悪戦苦闘をつき抜けて!
 決められた決勝点は取り消すことはできないのだ」(『詩集 草の葉』富田砕花、第三文明社)
 町田の同志よ、我らの栄光の大道は眼前にある。
 さあ、出発だ! 大勝利の決勝点へ走り抜くのだ!

1
8