Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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「創立の月」と学会精神 わが使命は勝利! 大東京

2003.11.4 随筆 新・人間革命6 (池田大作全集第134巻)

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5  日蓮大聖人が広宣流布の主戦場とされたのは、当時の日本の中心地・鎌倉であった。幕府の膝元である。今なら首都・東京に相当する。
 政権の中枢である鎌倉は、当時、決して安全地帯ではなかった。むしろ危険に満ちた場所でさえあった。讒言が飛び交い、陰謀が練られ、敵の監視の目も光っていた。しかし、それでも、いな、だからこそ、大聖人は、鎌倉を舞台として、宗教の正邪を決する言論戦を展開されたのである。ここにこそ、広宣流布の勝負の厳しき急所がある。
 わが学会も、最も激戦地に乗り込み、そこで勝ち抜くことだ。その時代の中心的天地で、厳然たる正義の陣営を構築し、勝負を決することだ。
 この事実の法則を、東京は決して忘れてはならない。
 東京が勝てば、それは皆の勝利だ! 私の勝利だ!
 ゆえに東京は断じて勝たねばならない。勝つことが東京の使命であり、宿命であり、責任なのだ。
 さあ、我らの本陣・大東京の友よ!
 断固として戦い、勝ち抜け! 自身の偉大なる歴史を綴れ!

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