Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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忘れ得ぬ市ヶ谷の分室 「一人」の励ましから常勝の前進を

2003.5.24 随筆 新・人間革命6 (池田大作全集第134巻)

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5  五十年前の一九五三年(昭和二十八年)の十一月、西神田から信濃町に学会本部が移転すると、戸田先生の個人指導の場も、市ヶ谷分室から移った。
 後年、市ヶ谷ビルはなくなり、今は、ある音楽関係の会社のビルが立っている。
 分室のあった地域では、現在、新宿区の牛込正義本部の友が見事に活躍されている。
 今、新宿の本陣家族をはじめ全国の同志が、真剣に「聖教新聞」の購読拡大に取り組んでくださっている。
 聖教首脳との協議でも、こあまりにも気高い学会員の皆様方の戦いに、なんとしても、お応えしていかねばならないと厳しく語り合った。
 ともあれ、今こそ全リーダーは、広宣流布の最前線の尊き同志を全力で励まそう。″声が仏事を為す″からである。
 あの思い出も深き、小さな市ヶ谷の本陣は、今や、世界百八十六カ国・地域の地涌の大城へと広がった。
 妙法の決意は、創価の決意である。その不滅の決意からは、無量の勝利と栄光の、拡大また拡大の炎が燃え広がっていくのだ。

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