Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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秋田の英雄の闘魂 波よ来れ 風よ吹け 我ら戦わん

2003.3.3 随筆 新・人間革命5 (池田大作全集第133巻)

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5  さあ! 私たちが楽しみにしてきた、待望の新・秋田文化会館の完成も間近い。
 私は、ロシアの大詩人プーシキンの詩を、正義の剣もつ秋田の英雄に贈りたい。
 「希望をもち心浮きたたす自信をもって/すべてに立ち向かえ」「進め! 剣と大胆な胸をもって/自分の道を常夜の北に切り開け」(『ルスラーンとリュドミーラ』川端香男里訳、『プーシキン全集』1所収、河出書房新社)
 おお! 雄々しき秋田の同志よ! 私たちは、互いに偉大なる輝く歴史を創っているのだ。頼もしくも、その大先頭に勇敢に立っているのが、若き英雄たる青年部諸君である。
 虐げられ、侮蔑され続けた人びとが、正義と栄光を満喫できる黄金の時代を、秋田は遂に創った。
 古代インドの哲人ティルバッルバルは言った。
 「行為と戦いの二つにおいてはやり残しがあると、/残り火のようにくすぶり、滅亡をもたらす」(『ティルックラル』高橋孝信訳注、平凡社)
 断じて最後まで、勝たねばならない。勝つか、負けるかによって、幸不幸が決まってしまう。峻厳な言葉だ。
 人生は勝たねばならない。自身が勝つことが、新世紀の赫々たる平和と幸福の夜明けとなるのだ。
 その主役こそ、その名優こそ、広宣流布の雄・偉大なる秋田の皆様なのである。

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