Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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不撓不屈の宮城 一人立て! 地域広布の英雄よ

2003.1.31 随筆 新・人間革命5 (池田大作全集第133巻)

前後
5  戸田第二代会長が七十五万世帯の広宣流布に立ち上がった時、地方から真っ先に折伏戦の峰火をあげたのは、仙台支部であった。
 仏法は「時」を知らねばならない。戦うべき時に戦い、叫ぶべき時に、勇気をもって正義を叫ぶ。師と共に戦いを起こした、その東北の福徳は絶大であるはずだ。
 この勇戦の決心こそ、この戦う青年の息吹こそ、東北の永遠の誓いとし、宮城の伝統としていくべきである。
 忘れずの山──蔵王連峰の「不忘山」のふもとに誕生した白石の東北記念墓地公園を、私が初めて訪れたのは、一九九〇年(平成二年)の八月のことであった。
 私は、ここで開催した本部幹部会で、不忘山の名にちなみ、「永遠の同志の誓いを忘れるな!」と語った。
 蓮祖は仰せである。
 「まことに聞き受くる如くに大難来れども憶持不忘の人は希なるなり、受くるは・やすく持つはかたし・さる間・成仏は持つにあり
 まことの時に、信心を固く持ち忘れぬ人こそ、まことの時に断固と戦う人こそ、人生の英雄であり、勝利者だ。
 誓いは、果たしてこそ誓いである。
 東北の同志よ、信義に厚き宮城の友よ! 今再び、勇気凛々、戦う時は来た!
 偉大な民衆が、永遠不滅の完勝の祝杯をあげるために!

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