Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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生命光る”華冠”の友(上) 咲き薫れ 尊き使命と歓喜の花

2002.11.6 随筆 新・人間革命5 (池田大作全集第133巻)

前後
4  以来、思い出は限りない。
 各地の”華冠”の代表が三々五々と学会本部に集い、求道の研修を行っている側を、たまたま私が通りかかり、記念撮影することになった時もあった。
 一九七七年(昭和五十二年)の十一月一目、秋も深まってきたその日、本部の別館の庭に、満面の笑みで集まってこられた、あの美しき生命と生命の輝きの連帯を、決して忘れることはできない。
 あの喜びの笑顔、あのすがすがしき姿、そしてまた、あのすずやかな決意の瞳……。
 対豪トルストイが叫んだ、「汝の一生の使命が汝の活動を決定すべきである」(『一日一章 人生読本〈1~3月〉』原久一郎訳、社会思想社)との言葉が、私の頭に浮かび上がってきた。
 記念撮影をした隣接地には、ちょうど以前の女子会館が建設中であった。
 二十一世紀という「女性の世紀」が開幕した今この時、希望みなぎる”新女子会館”の建設計画も進んでいる。本当におめでとう!
 若い人たちの成長は早い。若い人たちの気力は強い。
 指導する立場の私たちは、本当に真剣に、責任をもって、明快なる激励をしなければ、若い人は納得しない。それができないのは、卑怯者の指導者だ。
 尊き使命に生きゆく若い人たちの成長を、心から見守り、心から励ましていかなければならない。

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