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日蓮大聖人・池田大作

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不二の旅立ち「8.24」(3) 日蓮仏法の魂は広宣流布!

2002.8.29 随筆 新・人間革命5 (池田大作全集第133巻)

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5  大聖人は仰せになられた。
 「どんなことをしてみても、この身は、空しく、山野の土となってしまう。
 惜しんでも、どうしようもない。どんなに惜しんでも、惜しみ遂げることができない。人は、いくら長く生きたとしても、百年を過ぎることはない。その間のことは、ただ一睡の夢である」(御書一三八六ページ、通解)
 まったく、その通りだ。いかなる財宝も、いかなる名声も、未来世に持っていくことはできない。ゆえに、同じ一生であるならば、永遠不滅の妙法に生き抜ぬくことだ。その人生もまた、永遠不滅である。
 広宣流布は、大聖人の誓願であられる。したがって、広宣流布に徹しゆく学会員の生命の中には、即大聖人が顕れないわけがない。
 これは、日寛上人の文段の一節に説かれている通りだ。
 大勢の同志に慕われ、囲まれ、感謝されながら、今世の使命を果たしきっていく創価の人生は、なんと神々しく、なんと歓喜に包まれた総仕上げの劇であろうか。

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