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日蓮大聖人・池田大作

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写真 わが「光の詩」 「今日」を勝て! 生命の輝きで

2002.6.13 随筆 新・人間革命5 (池田大作全集第133巻)

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5  私の拙い作品による写真展が最初に聞かれたのは、一九八二年(昭和五十七年)のことであった。以来、それは、「自然との対話」写真展等と銘打たれ、この二十年で、海外でも、現在開催中のものを含め、二十七カ国・地域、五十八都市で行われてきた。
 まことに汗顔の至りであるが、プロではない私の写真が、多くの写真愛好家の方々に自信と希望を広げ、少しでも文化の親善につながればと願っている。
 芸術というと、どうしても、お金がかかる場合が少なくない。写真ならば、誰でも、いつでも、どこでも、気楽に楽しんでいくことができる。
 この広々と開かれた民衆文化を通して、世界に友情を結んでいけることは、このうえない喜びである。
 去る五月二十八日からは、十日聞にわたり、韓日両国の国民交流年を慶祝して、ソウルの著名な「芸術の殿堂」美術館で開催していただいた。
 つい先日の「ニューヨーク・タイムズ」にも、この写真展の所感が掲載されていたと、アメリカの友が連絡してくれた。サッカーのワールドカップの取材でソウル滞在中の記者が、試合前に立ち寄って鑑賞されたとのことである。

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