Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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太陽の青年に贈る 勇気で勝て 世紀の鐘を打ち鳴らせ

2001.1.29 随筆 新・人間革命3 (池田大作全集第131巻)

前後
5  「広宣流布は、一人の青年が命を捨てれば必ずできる」とは、恩師の獅子吼であった。
 戸田先生が第二代会長に就任される前年の八月。
 先生は、事業が破綻し、最大の苦境に立たされた。
 大恩ある師を裏切り去っていった、卑劣な輩が多くあった。
 その時、先生から、「君を頼る」との力強き激励をいただいた。
 私は、ただ一人、師弟の誓いを果たしゆくことを、強く決意した。
 ――師の激励に応え、私は、再び世紀の鐘を鳴らそう!
 先生より、離れる者は離れろ。
 逃げる者は逃げろ。
 罵倒する者は、勝手に罵倒せよ。
 私は、若き広宣の戦士となる。若き創価の闘士となる。そして、師の意志を実現してみせる!
 この誓願通り、私は、いわれなき中傷批判の矢を全身に受けながら、創価の栄光の鐘を、全世界に轟かせてきた。
 新たな世紀の「七つの鐘」は、敵に奪い取られることなく、強者の魂を持てる君ら青年たちが、永遠の勝利の祝宴をあげるために、全責任を担って乱打するのだ。
 偉大なる後継の「若き戦士」よ!
 使命も尊き、わが「若き闘士」よ!
 戦いを勝利しゆく、勇敢なる魂を、いやまして固めよ!
 また、明晰なる指導と広大なる智慧深き指揮をとりながら、愚かにも瞋り狂った敵を唖然とさせるのだ。強き信心の剣を掲げて、断固として勝利しゆくのだ。
 暗く悲しい青春を送るな!
 元初の光に照らされ、力に満ち満ちた、永遠の勝利と栄光の新しい世紀を、君よ、創り残し給え!

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