Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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師弟=人間教育の真髄 生命の大宇宙へ 価値創造の旅

1999.12.18 随筆 新・人間革命2 (池田大作全集第130巻)

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8  戸田先生は「これからは、天文学の教育に力を入れるべきだ」と強調しておられた。
 天文学を学ぶことで、小さな小さな一個の惑星の上で、うごめく人間と人間との心の中に、「平和を!」「平和を!」「平和を!」と、愛する心を覚知させていけるからだ。
 アメリカのウィルソン山天文台のジャストロウ所長と、私の語らいが契機となって、現在、同天文台と、東西の創価学園をコンピューターで結んでの天体観測が進んでいる。
 また、NASA(アメリカ航空宇宙局)の教育プログラムとして、スペースシャトルから撮影した地球の映像を通しての学習が行われているが、今回、試験的に日本の学校にも枠が広げられた。
 その最初の日本の参加校として、全国二グループの一つに、光栄にも、関西創価学園が選ばれたのである。
 日本人宇宙飛行士・毛利衛さんが搭乗されるスペースシャトル・エンデバー(努力)号とともに、学園生の観察や実験が始まる。
 二十一世紀の若き英知の指導者の希望を乗せて、エンデバー号は、明年一月十三日(日本時間一月十四日)、二〇〇〇年最初の宇宙飛行として、打ち上げられる予定である。(=実際の打ち上げは一カ月延期されて、二月十二日〈日本時間〉に発射され、二月二十三日〈同〉に地球に帰還した)

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