Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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正義の大道征く埼玉 「創価ルネサンス」と我らのロマン

1999.3.3 随筆 新・人間革命1 (池田大作全集第129巻)

前後
4  ある時は東京を動かし、またある時は東京の砦となり、大関東の中枢になっていた、埼玉の意義は、あまりにも大きかった。
 幹部たちは、その青年部の代表に言った。
 「たくましき巨人の埼玉が、立ち上がったね!」
 青年たちは頼もしく微笑み、″いつでも反逆の徒と戦う!″との熱烈たる気迫に燃えていた。
 第三代に推挙された私と共に、その戸田会長の心を心として、立ち上がる埼玉に対し、私は「鉄桶の埼玉」と讃えた。また、その心豊かに、前途を切り開いた意義にちなんで、「ロワールの埼玉」と謳った。
 埼玉の勢いは、時には、東京を叱咤し、全国を動かした。
 ルネサンスの巨匠レオナルド・ダ・ビンチは言った。
 「障害は私を屈せしめない。
 あらゆる障害は奮励努力によって打破される」(『レオナルド・ダ・ビンチの手記』杉浦明平訳、岩波文庫)
 西の関西、東の埼玉――今や「常勝」のスクラムは、厳然として揺るぎない。
 偉大な埼玉であるがゆえに、愚かな嫉妬に狂った、哀れな退転者の姿も、見え隠れするであろう。これが仏法の方程式である。
 しかし、「鉄桶の埼玉」は、日顕宗や、卑しき反逆の連中を見下し、大潮がうねり進むがごとく、「創価ルネサンス」の凱歌を響かせ、今日も勝利と栄光の前進を重ねている。
 私は毎日、全会員の皆様が、ご健康でご長寿の、大福運ある人生でありますよう、祈りに祈っている。
              ――九州・宮崎にて。

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