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日蓮大聖人・池田大作

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第52回本部幹部会 われらは勇気の闘争で前進!

2005.9.14 スピーチ(2005.8〜)(池田大作全集第99巻)

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14  日々、新たに! それが生命のリズム
 きょうはドクター部、国際本部、教育本部の「一騎当千」の方々も出席されている。いつもご苦労さま! 現在、私はドクター部の代表と「『生老病死と人生』を語る」の対話を進めている。(=『「生老病死と人生」を語る』と題し、二〇〇六年十一月に聖教新聞社から発刊)
 私は日夜、尊き同志の皆さまのご健康、ご長寿、ご多幸を、真剣に御本尊に祈念している。
 ところで、人間の体は六十兆個という、たくさんの細胞でできている。そのうち、一晩で、どれくらいの細胞が入れ替わっているか。じつに、約一兆個である。また、体の多くの細胞は二カ月で入れ替わる、と言われている。それほど、私たちの体は、毎日、たゆみなく、新陳代謝を繰り返しているのである。
 中国の古典には「日に新たに、日日に新たに、また日に新たなり」(『大学』)と。
 それが生命のリズムである。私たちは、新しい心で、満々たる生命力で進んでまいりたい。
15  一九二六年のきょう、九月十四日、ドイツのベルリンで、東洋と西洋の二人の「魂の巨人」の出会いが実現した。それは、大詩人タゴールと大科学者アインシュタインである。
 二人の友情はその後も続き、精神と科学を融合させる対話が広がった。
 「哲学的説得力をもっ人々、すなわち英知と真理との友が糾合することは、現在、とくに必要であるように思えます」(『晩年に想う』中村誠太郎・南部陽一郎・市井三郎訳、講談社文庫)
 これがアインシュタイン博士の主張であった。
 私たちは、地球平和への対話と連帯を、さらに広げてまいりたい。
 そして大詩人タゴールは、こう述べている。
 「たえず力を新たにして新しい道を求めること――これこそが、いつの世にも進歩の秘訣でありました」(「協調」森本遺雄訳、『タゴール著作製』8所収、第三文明社)
 私たちは、いよいよ異体同心で、新しい人材を育て、新しい勝利と拡大の道を開いていこう!
 海外の皆さん! 本当にご苦労さま!
 海外の同志に栄光あれ! 幸福あれ! 勝利あれ!
 サンキュー・ソー・マッチ! ありがとう!
 (東京牧口記念会館)

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