Nichiren・Ikeda

Search & Study

日蓮大聖人・池田大作

検索 & 研究 ver.9

各部代表協議会 すばらしき人生を! 「対話」で心を結べ

2005.5.14 スピーチ(2005.4〜)(池田大作全集第98巻)

前後
20  新しい目標へ、勇躍、大行進を
 有名な『あしながおじさん』で、アメリカの女性作家ウェブスターはつづっている。
 「青春とは、誕生日の回数とは関係のないもので、ただ、精神の溌剌さだけできまります」『白木茂訳、潮出版社)と。
 どうか、健康第一で、「年は・わかうなり福はかさなり候べし」との御金言を、はつらつと身読していく、生涯青春の人生であっていただきたい。
 学会は、来年の五月三日へ、そして「次の五十年」へ向かって力強く出発した。
 大事なのは、次の世代を育てることである。多くの幹部が、だんだん年をとってきた。革命をしなくてはいけない。新しいリーダーを育てなければならない。そのためにも、ダイナミックに交流し、切瑳琢磨しあうことである。
 ドイツの詩人へルダーリンは、高らかに春を謳った。
 「日はかがやき 野は花咲く」
 「人間の活動は新しい目標を追うてはじまる」(「春」手塚富雄訳、『ヘルダーリン全集』2所収、河出書房)
 われらは、つねに五月三日を原点として、新しい目標に向かい、勇躍、大行進を開始するのだ。
21  結びに、アメリカの非暴力の人権の指導者キング博士の獅子吼を贈りたい。
 「人間の歴史は善と悪との闘争の物語だといえる」
 「歴史というものは、一見抵抗しがたい勢いで進軍していきながら、正義の軍勢のつちの一撃で潰滅してしまう悪の軍勢の物語りである」(『汝の敵を愛せよ』蓮見博昭訳、新教出版社)
 だからこそ博士は、人権のため、正義のために戦いぬいた。
 ともあれ、末法は邪智謗法の時代である。民衆を苦しめる悪とは断固、戦うことだ。広布のために戦えば、健康になる。福徳も増す。若々しくなる。戦いを忘れたならば、心が老いる。力も褪せる。敗残者の人生になる。これが私の結論である。
 私は何十年も、多くの人を見てきた。「信心の博士」「仏法の博士」との自負をもっている。人まかせでなく、自分が最前線に立つことだ。創価の道は、すばらしい人生を生きるための道である。
 この大道を、ともどもに生きて生きて生きぬきましょう!
 (東京・新宿区内)

1
20