Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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第二総東京最高協議会 心を動かす「祈り」と「指導力」を

2005.2.3 スピーチ(2004.9〜)(池田大作全集第97巻)

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16  富士を仰いで
 詩人・国木田独歩は、『武蔵野』に、こうつづった。
 「丘に立て望めば富士山真白ろに連山の上に聳ゆ。風清く気澄めり」(『国木田独歩全集』2、学習研究社)
 独歩は、富士を仰ぎつつ、たゆみなき自分自身の建設を決意していった一人である。
 ここで、富士を望んで詠んだ句を、愛するわが同志に贈りたい。
 まず、壮年部の同志には――
  勝ちまくれ
    白雪富士は
      厳たりと
  
 婦人部の皆さまに――
  この一生
    富士の如くに
      悠然と
  
 女子部の皆さまに――
  晴ればれと
    常に胸中
      富士の山
  
 そして、男子部、学生部の友には――
  君も勝て
    我も勝ちなむ
      不二の山
 と贈りたい。
17  大聖人は仰せである。
 「日蓮一人はじめは南無妙法蓮華経と唱へしが、二人・三人・百人と次第に唱へつたふるなり、未来も又しかるべし、是あに地涌の義に非ずや、剰へ広宣流布の時は日本一同に南無妙法蓮華経と唱へん事は大地を的とするなるべし、ともかくも法華経に名をたて身をまかせ給うべし
 大事なことは、すばらしい人材をつくることだ。広宣流布の勢力を拡大することである。
 昨年も、わが学会、SGIは、日本は当然のこととして、全世界で未曾有の大発展を遂げた。心から感謝したい。本年もまた、皆さまが健康第一で、朗らかに、勇敢に、そして断じて事故なく、永遠にわたる絶対の「幸福博士」として戦いゆかれんことを心より、お願いして、私のスピーチとさせていただきます。
 多くの大切な大切な同志の方々に、よろしく、お伝えいただければ、うれしく思います。
 長時間、ご苦労さま! ありがとう!
 (東京牧口記念会館)

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