Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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全国最高協議会 信心は永遠の勝利の力

2003.12.28 スピーチ(2003.7〜)(池田大作全集第95巻)

前後
10  ロシアの大文豪トルストイは語った。
 「人間の力は、精神力だけでなく、身体的な力でさえも、本来無限であると私は信じている。
 しかし、それとともに、恐ろしいブレーキも持っている。それは、自分についての記憶(=ここまでしかやったことがないから、これ以上できないといった思い込み)が無気力を生んでしまうと言ったほうがいいかもしれない。このブレーキを打ち破った時、人間は無限の力を発揮する」(В.Шкловский,Лев Толсмоц,Молодая гвардия)
 私たちは、この無限の生命力を引き出して、前人未到の大金字塔を打ち立てていきたい。
 マハトマ・ガンジーは確信をこめて語った。
 「抑圧に生き残る運動はいずれも成功の異名である尊敬を、かならず集めるものだ。われわれが誠実であれば、この抑圧は勝利の接近を示す確かな合図と見なしてよかろう」(K・クリパラーニー編『抵抗するな・屈服するな』古賀勝郎訳、朝日新聞社)
 人気や評判など、幻のようなものである。いかなる抑圧にも厳然と耐えぬき、誠実に信念の行動を貫いていくところに、必ず勝利の道が開かれる。
 ルソーは記している。
 「どんな迫害がわたしを待ちうけていようとも、真理のために苦しむという名誉に召されるのは身のしあわせだ」(『告白』桑原武夫訳、岩波文庫)
 そのとおりである。学会精神も同じである。
11  来年も大勝利の行進を
 大聖人は「撰時抄」で大宣言された。
 「日蓮が法華経を信じ始めたことは、日本の国にとっては、一つのしずく、一つの小さな塵のようなものであるが、二人・三人・十人・百千万億人と唱え伝えていくならば、妙覚(仏の悟り)の須弥山ともなり、大涅槃(仏の悟りの境地)の大海ともなるであろう。仏になる道は、これよりほかに求めてはならない」(御書288㌻、通解)
 さあ、「創価完勝の年」へ、異体同心の団結で、大勝利の行進をしていこう!
 皆さま全員が、色心ともに健康で、ご家族が幸福で、新年を迎えられることを、私は切に祈っております。一年間、まことにご苦労さまでした。
 各地にお帰りになりましたら、同志の皆さまに、くれぐれもよろしくお伝えください。
 来年も頑張ろう!
 (創価文化会館)

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