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日蓮大聖人・池田大作

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海外・第二総東京代表協議会 「学会永遠の五指針」を胸に師子王の心で進め

2003.12.11 スピーチ(2003.7〜)(池田大作全集第95巻)

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11  終わりに、哲人の声に耳をかたむけたい。
 フランスの哲学者ベルクソン。彼は「未来を創造するためには、現在、何かを準備しなければならない」(『精神のエネルギー』、『ベルクソン全集』5,渡辺秀訳、白水社)と述べている。
 未来のために、今、何かを始めることだ。
 私が対談したブラジルの言論王、故アウストレジェジロ・デ・アタイデ氏(ブラジル文学アカデミー総裁)は言った。
 「すべての悪の脅威に打ち勝つものは、『対話』による相互理解と連帯の力である」(『二十一世紀の人権を語る』。本全集104巻収録)
 心を開いた対話こそが希望の道である。勝利の道である。
 そして、スイスの哲学者ヒルティは語った。
 「人間の尊厳にふさわしいただ一つの決意、幸福へのただ一つの道が残されているのみである。それは『高きをめざして!』である」(『幸福論』3、『ヒルティ著作集』3,前田護郎・杉山好訳、白水社)
 この言葉を、皆さま方にお贈りし、私のスピーチとしたい。
 (東京牧口記念会館)

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