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日蓮大聖人・池田大作

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第二十七回SGI総会、第二十二回本部幹… SGIは永遠に世界平和の柱たれ

2002.11.14 スピーチ(2002.8〜)(池田大作全集第94巻)

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14  われらの舞台は世界
 ご存じのように、私には、世界に多くの友人がいる。われらの舞台は世界である。創価の人間主義を全世界に拡大する時代が、いよいよ本格的に到来した。三十年前のトインビー博士との対談を一つの基点として、私の海外出版も現在、三百二十点・三十言語を数える。
 お隣の中国では、中学校の国語の教科書に、私の『人生抄』が掲載されている。中国には、約五千万人の中学生がいる。若き友が私の文章を読んでくれているのは、本当にうれしい。
 (=北京大学出版社刊の教科書『語文』に、魯迅、老舎ら中国の文豪とともに、外国人として、ただ一人、池田名誉会長の箴言が三ページにわたって掲載されている)
 さらに、アメリカでも、私の論文などを収めたボストン二十一世紀センターの学術書が、現在、ハーバード大学、コロンビア大学をはじめ、全米百二十六の大学で教材として活用されている。
 世界の知性は正視眼で見る。焼きもちの人間には真実が見えない。
15  「青年の意気と力とは、じつに世界の歴史を変えていくのです」
 これは、恩師戸田先生の遺言であった。
 喜ばしいことに、私が創立した創価大学に留学してくれた各国の青年の皆さんも、それぞれの国や地域に戻って、愛する天地の繁栄のために尽くしておられる。なかには、その地のSGIの青年部長、男子部長、女子部長等となり、平和のために、さっそうと指揮をとる友もいる。
 ドイツの大詩人ヘルダーリンは謳う。
 「正義の戦さはどんな魂をも生き生きさせるのです」(『ヒューペリオン』野村一郎訳、『世界文学全集』20所収、講談社)
 戦う人は生き生きしている。はつらつと青年の息吹に満ちている。
 わが創価学会は、「世界平和への厳然たる柱」である。「人間教育の眼目」である。「人類文化の大船」である。これからも永遠にそうなっていく使命がある。
 世界の同志とともに、勝利、勝利の歴史を、生き生きと、愉快に創りゆくことを誓いあって、私のスピーチを終わりたい。
 皆、健康で、勝利していただきたい。
 ありがとう! シー・ユー・アゲイン(また、お会いしましょう)!
 (創価国際友好会館)

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