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日蓮大聖人・池田大作

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第六回本部幹部会、第二回全国婦人部幹部… 胸を張れ! 民衆よ立ち上がれ!

2001.5.21 スピーチ(2000.11〜)(池田大作全集第92巻)

前後
14  四十六年前、一族のなかでただ一人信心を始められた。今、三男二女のお子さん、十三人のお孫さん、十一人の曾孫の皆さん、その全員が信心に励み、学会の幹部として、学会員として、広布の庭で、堂々と戦っておられる。(拍手)
 また、そのなかには創価教育に学ばれた方も多く、一族だけで「創価同窓の集い」が開けるほどであるという。
 「信心の継承」の厳然たる模範である。それを見事に示し遺された。「親から子へ」信心を伝えてこそ、真の信仰者の姿であると私は思う。
 私は、小町さんの訃報を聞いて、すぐさま和歌を詠んだ。
  偉大なる
    王者の如き
      あなたをば
    我らは慕い
      帰るを待つらむ
    狛江の大勝利の指導者たる大兄に捧ぐ
 小町さんは、永遠に忘れ得ぬ同志である。
15  終わりに、先哲の英知の言葉を贈りたい。文豪ゲーテ。
 「派手に光るものは、ひと時かぎりのもので、本ものは、後世までも滅びることがないのです」(『ファウスト』相良守峯訳、岩波文庫)
 アメリカの思想家エマーソン。
 「忍耐また忍耐を重ねることによって、私たちはついには勝利を得ることができるであろう」(『エマソン選集』3、小泉一郎訳、日本教文社)
 これが創価学会の勝利の歴史である。
 フランスの文豪ユゴーは、不正の為政者を糾弾した書につづった。
 議員の義務とは何か。それは「一人残らず立ち上がって、体をはり、敵の人数も力もものともせず、議員は国民の主権を守るということだ」(「小ナポレオン」庄司和子・佐藤夏生訳、『ヴィクトル・ユゴー文学館』8所収、潮出版社)と。
 そして、キューバ独立の父ホセ・マルティの言葉――「決定的なときに優柔不断であることは罪だ」(「私は祖国を与えにやってきた!」後藤政子訳、『ホセ・マルティ選集』3所収、日本経済評論社)と申し上げ、記念のスピーチとさせていただく。
 長時間、ありがとう!
 (東京戸田記念講堂)

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