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日蓮大聖人・池田大作

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婦人部の神奈川・埼玉・千葉代表との協議… 世界の文学を語る(4)デュマ『モンテ・クリスト伯』

2001.3.5 スピーチ(2000.11〜)(池田大作全集第92巻)

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14  信心は宝を出す「打ち出の小槌」
 女性門下に贈られた御書を拝したい。
 「この御本尊は、まったくよそに求めてはなりません。ただ、我ら衆生が法華経を受持し、南無妙法蓮華経と唱える胸中の肉団にいらっしゃるのです。これを『九識心王真如の都』というのです」(御書1244㌻、通解)
 広宣流布に戦う皆さま方の胸中にこそ、宇宙最高の「生命の都」がある。無限の宝は、わが胸中にある。生命それ自体が、宝の集まりである。その宝を、「打ち出の小槌」のように、自由自在に引き出すのが「信心」なのである。
15  『モンテ・クリスト伯』の結びに、掲げられた言葉は何か。
 それは、「待て、しかして希望せよ!」である。
 大切なのは、「時」を待ち、「時」をつくりながら、すべてを勝ち越えていく「忍耐」と「希望」の力である。
 この言葉こそ、人間の英知の結晶といえよう。
 二〇〇一年の三・一六「広宣流布記念の日」を晴ればれと飾り、忍耐強く、そして希望に燃えて、朗らかに、にぎやかに、勝ち進んでいくことを約しあって、記念のスピーチとさせていただ
 (東京・信濃文化センター)

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