Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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ペルー国立フェデリコ・ビヤレアル大学「… 学生よ怒れ! 社会に声を!

1999.4.17 スピーチ(1998.11〜)(池田大作全集第90巻)

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11  「わが青春を見よ!」と歴史を残せ
 貴大学の紋章には、素晴らしい名言が刻まれております。
 「私の言葉は、人類を育む」
 教育の力で、我らの大学から発信しゆく「言論の力」「文化の力」で、人類をさらに強く、さらに知性的に、向上させていこう!
 そして人類をより広く、より深く結び合い、連合させていこう!
 ――なんと高邁な、素晴らしいモットーでありましょうか。
 仏法では、「声、仏事(仏の仕事)を為す」と説きます。
 どうか諸君は、一人、また一人の友を、隣人を、確信ある「声の息吹」で揺り動かしていく人生であっていただきたい。これこそ青春であり、信心であり、素晴らしき人生の生きがいであります。
 若い今こそ、言論戦をやりきることです。弘教をやりきることです。それが必ず、生涯の宝となる。
 そして、社会の「悪の結合」を打ち破る「善の結合」を!
 社会の「エゴの拡大」を浄化しゆく「正義の拡大」「幸福の拡大」を!
 その方向へと厳然とリードしていくのは諸君であります。
 そして、二十一世紀の舞台へ、朗らかに、天高く、「我らは勝った!」と諸君の勝鬨を響かせていただきたい。(拍手)
12  二十五年前の三月、緑美しき首都リマを私は訪問させていただきました。
 その折、光栄にも、民間人として初めて「特別名誉市民」の称号を賜りました。
 私は芳名録に記しました。
 「私は今日より、リマのために働く! 私は今日より、その責任をもった。そして私は、誰よりもペルーとリマのますますの発展と興隆を祈る人生でありたい!」と。
 この決意と行動は、今も、いささかも変わってはおりません。
 本日よりは、さらに、愛する「わが母校」たる貴大学の無限のご繁栄を、一生涯、祈り続けていくことを、ここに謹んでお約束し、私の感謝のスピーチとさせていただきます。
 ムーチャス・グラシアス(スペイン語で「大変に、ありがとうございました」)
 (東京牧口記念会館)

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