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日蓮大聖人・池田大作

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カンピーナス市「名誉市民証」等授与式、… ″民衆を手段にする″悪に終止符を

1998.6.6 スピーチ(1998.3〜)(池田大作全集第89巻)

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5  先日、牧口先生の白金小学校の教え子で、八十歳を超えられた方が、貴重な思い出を語ってくださいました。
 牧口先生は、朝礼で、よく話をされた。
 「人生には、何回か、必ず試練の時がある。その時がいちばん大事である。そういう時にも、生きて、生きて、生き抜くのだ。弱気を出してはいけない。そうすれば、必ず人生の春が来る」と。
 いま、ブラジルSGIも、晴れやかに「栄光の春」を迎えました。本当にうれしい。
 この「人格の勝利」こそが、牧口先生と戸田先生を永遠の師と仰ぐ、私たちの誉れであります。
 そして、この「創価の大道」に、後継の青年が、いよいよ本格的に立ち上がってまいりました。二十一世紀へ、舞台は大きく変わっています!
6  勇敢な攻撃精神で前進
 ホッシーニ議員はサッカーの名選手であり、「ボランチ」という「守備と攻撃の両方の要」として活躍されたとうかがっております。
 「ボランチ」とは、ポルトガル語で「車のハンドル」を意味し、試合の流れを方向づけていく役割であります。つまり、守備の最前線で相手の攻撃を叩く。そして、守りから攻めへ、一気に反転攻勢していく攻撃の起点でもあります。
 いかなる戦いにあっても勝利の要諦は、時をのがさぬ積極果敢な攻撃精神であります。
 先ほど議員は、社会悪を責めて根絶しゆく人権闘争について語ってくださいました。
 わが青年部もまた、この正義の熱き血潮をたぎらせ、勇猛に攻撃に打って出ていただきたい。勉強も仕事も、広宣流布も、勇敢な攻撃精神で進め! と私は申し上げたい。受け身ではいけない。
7  最後に、貴市が生んだ革命詩人・アルメーダの詩の一節を引いて、謝辞とさせていただきます。
 「行こう!
 出発しよう!
 世界が我らを待っている!
 月のない夜を恐れるな!
 踏んだ小石に驚くな!
 『不可能』という幻影に騙されるな!」
 「進もう!
 私たちの友愛を掲げて!
 今こそ進もう!
 ためらいなく、人生の船出を!
 共に腕を組み、世界の果てまで!」
8  ムイト・オブリガード(ポルトガル語で、大変にありがとう)!
 (東京牧口記念会館)

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