Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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第2回本部幹部会 創価の大道を獅子と走れ

1996.8.29 スピーチ(1996.6〜)(池田大作全集第87巻)

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6  世界と語り、世界を味方に
 ご存じのように、「世界の指導者と語る」第二部(=『私の世界交友録』〈読売新聞社〉として一九九八年に発刊)の執筆を開始した。
 私は、これまで、世界のさまざまな分野の方々とお会いし、語り合ってきた。
 一つの出会いは、小さな″点″のようなものかもしれない。しかし、そうした″点″と″点″が、やがて″線″となり″面″となっていく。
 また、「法」と言っても、「人」を離れて、「法」の広がりはない。
 世界の多くの指導者が、SGI(創価学会インタナショナル)を守り、たたえ、励ましてくださっている。諸天善神の梵天ぼんてん帝釈たいしゃくの働きとなっている。
 その意味からも私は、こうした方々との語らいを大事にし、その記録を後世に残しておきたいのである。書きたいと思う人物を挙げると、二百人以上にもなった。第二部でご紹介できるのは、その一部であることをご了承いただきたい。
 第一回は、やはり「女性の時代」であり、インドのソニア・ガンジーさん(ラジブ・ガンジー元首相の夫人)にした。お嬢さまのプリヤンカさんも大変に立派な方である。
 次に、ネパールのビレンドラ国王。最初の出会いの折(九五年十一月)、「これから何度もお会いしたい」と歓迎してくださった。
 第三回は、旧ソ連のコスイギン首相。二回、お会いした。お嬢さま(グビシャーニ女史)もまた、立派な方であった。
 次に、先日(六月)訪問したコスタリカのフィゲレス大統領。また、亡くなられたアメリカのノートン教授(デラウエア大学)。そして英国のアン王女、エジプトのホスニ文化大臣等と続く。
 毎週、書いていきますので、楽しみにしていただきたい。
7  先日、ゴルバチョフ元ソ連大統領の側近の方が、こう語っておられたという。報告があったので、ありのままに、お伝えしておきたい。
 「池田先生とゴルバチョフ元ソ連大統領との対談が実現したことは、だれよりもゴルバチョフ自身が一番、満足しています」
 「ゴルバチョフは、池田先生との対談で、初めて、自分の心の内を明かしたのではないでしょうか」
 「ゴルバチョフは、池田先生との対談によって、自身の宗教観を一変させました。どれほど『人間のための宗教』が大事であるかを、実感したようでした」
 「対談ができて一番喜んでいるのは、ゴルバチョフ自身だと思います」
 私とゴルバチョフ氏との対談を見守ってこられた方の率直な感想である。
 (二人の語らいは、対談集『二十世紀の精神の教訓』として、一九九六年七月、潮出版社から発刊。本全集だい105巻収録)
8  きょうは、「満月」。あいにく雲に隠れているようだが、そういう時も、心の中に「満月」を持てば、いい。心こそ大切である。
 これからが、「広宣流布」を実現する「本門のなかの本門の時代」である。
 戦いましょう! 獅子となって! 本日は、本当にご苦労さま。ありがとう!

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