Nichiren・Ikeda

Search & Study

日蓮大聖人・池田大作

検索 & 研究 ver.9

第1回本部幹部会、全国青年部幹部会 青年よ一人立て! そこに「師弟の大道」が

1996.7.19 スピーチ(1996.6〜)(池田大作全集第87巻)

前後
19  徹すれば道は開ける
 カーネギーは徹した。
 どんな分野でも、中途半端はいけない。徹するのだ。そこからすべてが開けるのだ――と。
 画家のレーノルズの言葉にも、こうある。(以下、サミュエル・スマイルズ『自助論』竹内均訳、三笠書房から)
 「他に秀でようと思ったら、気が向こうと向くまいと、朝も昼も夜も一心不乱に政策に打ちこむべきだ。それはもはや楽しみの域を超え、苦行よ呼ぶにふさわしい」
 また、詩人グレイは言った。「何かに打ちこむことこそ、人生の幸福である」
 ある有名な宗教家は「人間は、錆びて腐るよりは、すり切れたほうがいい」と。
 何もせず錆びていくより、行動し、あたえぬき、貢献しぬいて生きていけというのである。
 またフランスのある哲学者は、「休息しよう」と言われて答えた。「休息なんて、あの世に行けば、永遠に休息できるではないか」
 「なぜ生きているうちに安息を求めるのか」と。有名な言葉である。
20  青年は、自分をいじめるかのように苦に徹した時、本当の自分の″輝き″が出る。
 環境ではない。全部、自分である。自分が一から創るしかない。
 何かをつくれ! 何かを始めよ! 何かで結果を出せ! それでこそ「人間」であり、「青年」である。それでこそ「未来」に生きる素晴らしき人生である。
 こう申し上げ、本日のスピーチとさせていただく。
 遠いところ、また長時間、本当にご苦労さま! ありがとう!

1
19