Nichiren・Ikeda

Search & Study

日蓮大聖人・池田大作

検索 & 研究 ver.9

滋賀県最高協議会 民衆が「本」、権力者は「末」

1995.10.8 スピーチ(1995.5〜)(池田大作全集第86巻)

前後
8  ″一切衆生の仏性を妙法の一音が呼び顕す″
 大聖人は、この御書の結びにこう仰せである。
 「一度妙法蓮華経と唱うれば一切の仏・一切の法・一切の菩薩・一切の声聞・一切の梵王・帝釈・閻魔・法王・日月・衆星・天神・地神・乃至地獄・餓鬼・畜生・修羅・人天・一切衆生の心中の仏性を唯一音に喚び顕し奉る功徳・無量無辺なり
 ──ひとたび妙法華経と唱えれば、一切の仏・一切の法・一切の菩薩・一切の声聞・一切の梵天・帝釈・閻魔法王・太陽と月・星々・天神・地神ないし地獄・餓鬼・畜生・修羅・人・天界という一切衆生の心の中の仏性を、ただ一声で呼びあらわせる、その功徳は無量無辺である──。
 妙法の音声おんじょうに、どれほどの力が秘められていることか。
 それは、全宇宙のあらゆる衆生が具えている尊極の仏性を呼び覚ましていく。ゆえにすべてを仏天の加護に変え、味方へと転じられるのである。
 功徳の「功」とは、「悪を滅する」こと。功徳の「徳」とは、「善を生ずる」ことである。
 学会の正義が、このように堂々と証明されゆくのも、学会員なかんずく婦人部の皆さまの懸命な祈りと戦いの功徳なのである。
 皆さま方の大闘争に呼応して、今、諸天善神もグングン勢いを増し、働いている。
 さらに朗々と、妙法を世界へ宇宙へ響かせながら、人々の心に「希望の種」をまく一日一日でありたい。
9  私は、これからも世界を回る。日本全国を回る。「希望の種」「幸福の種」をまき続ける。
 関西は、名実ともに「世界の関西」になった。民衆の手と手で築いた大関西である。皆さまとともに、世界に「妙法の種」すなわち「平和の種」をまきながら、晴れ晴れと、永遠の歴史をつくってまいりたい。三世の思い出をつくってまいりたい。
 今回は、滋賀の方々には代表にしかお会いできなかったが、お会いできなかった皆さまに、くれぐれもよろしくお伝えいただきたい。
 素晴らしき滋賀に、また、まいります。本当に皆さま、ありがとう。

1
8