Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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イタリア最高会議 ルネサンスとは「希望」「生命の春」

1994.5.29 スピーチ(1993.12〜)(池田大作全集第84巻)

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11  創価学会は「人間革命の団体」である。宗門は「人間破壊の邪教団」である。
 御書にも仰せのごとく、彼らは人を″たぶらかす″「魔」なのである。魔とは徹底的に戦う以外にない。戦いが中途半端であれば、こちらが魔にやられる。
 学会は「人間革命の団体」であるゆえに、その幹部は、だれよりも真剣に「自分自身の人間革命」に取り組まなければならない。
 人ではない、自分である。リーダーが人間革命した分だけ、地域の広宣流布は進む。それが小説『人間革命』、『新・人間革命』の心を実践したことになる。
 ここにおられる方々にしても、生まれはイタリア以外の方もおられる。しかし、こうして不思議にも、ともに集い、イタリアの永遠の幸福のために、広宣流布へと働いておられる。深き縁の方々である。ゆえに、どこまでも仲良く、あくまでも仲良く生き抜いていただきたい。
12  フィレンツェが生んだ天才ダンテは歌った。
 「天は諸君を招き永遠の道をしめしながら、
 きみの周囲を廻っているのに、
 諸君の目は地面のほうばかりを眺めている」
   (『神曲』浄罪篇第十四歌、野上素一訳、『世界古典文学全集』35所収、筑摩書房)
 何があっても、目を大きく大空へ向け、太陽に向け、二十一世紀へと向けて、心広々と、さわやかな青春の息吹で、一生を生き抜いていただきたい。
 きょうは本当におめでとう。
 (イタリア・フィレンツェ市内)

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