Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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「4・2」記念各部代表懇談会 御本尊を「わが胸中」に

1993.4.3 スピーチ(1993.1〜)(池田大作全集第82巻)

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14  大聖人は、仰せである。
 「悪王あつて法華経を失わば身命をほろぼすとも随うべからず、持戒精進の大僧等・法華経を弘通するやうにて而も失うならば是を知つて責むべし」──悪王がいて、法華経を失おうとするならば、わが命を滅ぼしても従ってはならない。持戒・精進の大僧(高僧)などが法華経を弘通するかのように見えて、その実、(法華経を)滅ぼすならば、これを知って責めるべきである──。
 この御金言の通り、広布を妨げようとするあらゆる権力・権威と、身命を惜しまずに戦ってきたのが、私たち創価学会である。この御文の「大僧」に該当し、「宗教的権威」を振りかざして、正法と広布を破壊しているのが、日顕であり、現宗門である。
 御書に仰せの通りの事態が今、起こっている。大聖人は「責むべし」と厳然と仰せである。青年は、立ち上がらねばならない。悪と戦わねばならない。なかんずく、極悪は、最後の最後まで、妥協なく、怠りなく、責めて責め抜くべきなのである。
15  使命を果たすところに、広布の伸展があり、自身の「成長」即「幸福」がある。
 「新しき世紀を創るものは、青年の熱と力である」との戸田先生の叫びは、不滅の真理である。
 私も叫びたい。戸田先生と不二の心で、万感の思いで呼びかけたい。
 「青年の熱と力で、新しき世紀を創ろう」と。

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