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日蓮大聖人・池田大作

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第十三回全国婦人部幹部会 尊貴なる広宣の母に

1990.9.12 スピーチ(1990.8〜)(池田大作全集第75巻巻)

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14  現在、ポーリング博士は、夫人との思い出が刻まれたカリフォルニアのビッグ・サーにおられる。広大な太平洋を眼下に望むこの地で、情熱的に研究を続けておられる。
 その研究は、夫人の命を奪った病気・ガンに対する壮大な挑戦である。″ガン撲滅″への決意も固く、八十九歳の今も若々しく仕事を続けられている。
 博士は、私との対談の一つの結論として、「民衆は、権威者の虚偽の発言に惑わされてはならない。民衆には、権力者を本来の正しい軌道に乗せる力と責任がある」とされていた。
 そして、「池田会長が、これからも一段と、平和運動を進めていかれることは重要と思います。平和実現の暁には、″こうした人たちの尽力があって、世界の平和があったのだ″と、初めて言えるようになるのです」と、絶大なる期待と信頼を寄せてくださった。(拍手)
 ともあれ、こうした話のなかから何かを汲み取っていただければ幸いである。
15  健康と安穏へ強き祈りを
 皆さま方は、「広宣流布」という最高に尊く、高貴な偉業を進められている仏子である。「仏の子」であり、「仏の使い」である。
 その尊貴なる「広宣の母」である皆さま方を、十方の仏・菩薩、また諸天善神が守護しないわけがない。どうか、この一点を深く深く確信して、進んでいただきたい。(拍手)
 厳しい残暑が続いている。くれぐれも健康に気をつけていただきたい。そして一家一族が安穏に暮らせるよう、お願いしたい。また強い祈りで、病魔を近づけないように、一家の太陽である母として、すべてに気を配っていただきたい。
 私も、皆さま方の健康と無事故、また裕福にして最高の人生を送っていかれるよう、日々、真剣に御本尊にご祈念させていただいている。(拍手)
 どうか、朗らかに、たくましく、そして楽しく語らいながら、この人生を晴ればれと歩んでいかれんことを念願し、本日のスピーチを終わります。長時間、ありがとう。ご苦労さまでした。
 (創価文化会館)

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