Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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第二回SGIパン・アメリカン諸国会議 先駆者の功徳は大海の如く

1990.2.15 スピーチ(1990.2〜)(池田大作全集第74巻)

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7  最後に、青年は何事にも豊かな、鋭い批判力をもって、現状に満足することなく、より高く、より大きな目標に進んでもらいたい。
 そのうえで、根本の仏法の指導、御書の仰せに関しては、まず「そのとおりである」と信じて、実践していただきたい。そのほうが近道だからである。
 「御義口伝」に「信は価の如く解は宝の如し」と。
 ――信解品の題号のうち「信」はお金に譬えられる。「解(知恵)」はそのお金で買う宝のようである――。
 身近な譬えでいえば、一ドルの「信」では一ドルの「知恵」しか得られない。一万ドル、百万ドル分の「信」を起こせば、それだけ大きな「知恵」を、力を得ることになる。無限の「確信」には、無限の「知恵」がわく。
 ゆえに皆さまは「確信」の人であっていただきたい。その人には行き詰まりがないからである。そして賢明なる「知恵」の人として、わが使命の人生を悔いなく、最高に晴れやかに、最高に楽しあ先駆者の功徳は大海の如くく飾っていただきたい。
8  短い時間でも、永遠の功徳と思い出をつくる修行がある。長い時間をかけても、空転している場合がある。本日は南北アメリカ大陸の家族と家族が集まって、広布の歴史に永遠に輝きゆく″価値ある一歩″をきざめたと確信する。
 皆さまのご多幸、ご健康、ご長寿、各国の平和を、私は毎日、真剣に祈っている。一心に念じている。だれよりもすばらしき「遊楽の人生を」「大満足の一生を」と願いつつ、私のあいさつを終わりたい。
 (創価大学ロサンゼルス分校)

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