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日蓮大聖人・池田大作

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小金井圏青年会議 「新しき時代」を「新しき人材」で

1990.1.28 スピーチ(1989.8〜)(池田大作全集第73巻)

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16  同志は尊い仏子、善知識
 昨年十二月、中日友好協会の青年代表団の方々とお会いした。そのさい、″なぜ学会は発展したのか″との質問に、私は「一人一人の学会員を大切にしてきたからです」と、お答えした。すると中国の若き友人も「やはり、そうでしょうね」と、深くうなずいておられた。
 学会員は、尊い仏子である。善知識である。皆さま方は民衆とともに、さらにわが同志とともに、生きぬいていただきたい。これが、皆さま方が生きゆく大道であるからだ。間違いなき正道だからである。私はこのことを確信をもって訴え、お願いをしておきたい。
 同志を見くだしたり、利用するなど、とんでもないことだ。同志を軽廃し、手段としてみずからの栄えを図ろうとした人間が、いかに哀れな末路の人生となっているかは、皆さま方がよくご存じのとおりである。
 仏子である学会員を尊び、大切にしてこそ、広宣流布の発展があり、私どもの栄光の人生もある。私は会員の皆さまを守りぬくために、だれよりも非難、迫害を受け、だれよりも戦ってきた。
 これが私の「魂の勲章」と思っている。私は何ものも恐れない。これからも、大聖人の御遺命のままに、正法正義の道を進むのみである。(拍手)
17  長い長い人生である。どうか、地道に着実に、また自分らしく誠実に、生きぬいていただきたい。「地道」と「着実」の歩みほど強いものはない。確かなものはない。そして、人の何倍も苦労し、努力して、そこに不滅の″黄金″の力を持っていただきたい。その黄金の力が、自分も先祖も、子々孫々までも幸福にせしめゆく源泉だからである。
 皆さまのご健康、そして、いっそうのご活躍を心からお祈りして、本日のスピーチとさせていただく。
 (小金井池田文化会館)

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