Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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第1回本部幹部会 大いなる理想に生涯を貫け

1988.1.20 スピーチ(1988.1〜)(池田大作全集第70巻)

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15  私どもは大聖人のほまれの信者であり、門下である。もとより次元は異なるが、大聖人が身をもって示してくださっているとおり、使命の人生の最後の最後まで、広宣流布と一生成仏への歩みを止めてはならない。
 戸田先生も、そうであられた。私もまた、その決意である。
 昭和六十年十一月、約十日間の入院から、私は退院した。以来、これまでに、長いものだけで約百二十回に及ぶ指導・講演を行った。ただただ「広布のため」、「後世のために」との一念からである。
 五十八歳の時(六十一年)、約七十回。五十九歳の時(六十二年)、約四十五回。平均すると月に約五回の割合で行ってきたことになる。一回一回、真剣に、命をけずっての指導であったつもりである。これからも、さらに思索しさくし、さらに幅広く、言うべきことは、すべて、きちんと言いのこしておく決心をしている。
16  今月下旬より約二十日間、東南アジア三カ国二地域を訪問する予定になっている。文化・教育の交流のため、また平和と広宣の大道が開けることを祈りつつ、価値ある訪問にしたいと願っている。
 留守るすの間も、秋谷会長を中心に、万事よろしくお願いしたい。また事故なく、大成功できますよう、お題目を送ってくだされば幸いである。
 帰りは二月中旬、まっすぐに沖縄へまいりたい。五年ぶりの訪問であり、沖縄広布三十五周年の佳節を、ともどもにお祝いし、全魂を打ちこんで激励させていただきたいと思っている。このように、南の方から、輝く本年のスタートを切っていく決意であることを申し上げ、皆さまのどこまでも朗らかな、また朗らかな前進を祈りつつ、本日のスピーチとさせていただく。

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