Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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各部合同代表者研修会 三世永遠の人生の王道を

1987.9.15 スピーチ(1987.7〜)(池田大作全集第69巻)

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36  大聖人は「御義口伝」のなかで「生の記有れば必ず死す死の記あれば又生ず三世常恒の授記なり」と喝破されている。
 ――「生」の「記」があれば必ず「死」があり、「死」の「記」があれば、また「生」ずるのであって、三世常恒の授記なのである――と。
 まさに仏法は、「生死」を繰り返していく生命の永遠性を明かし、その「生死」の流転を仏界という最極の境地に、どう高め上昇させていくかを説き示している。
 「過去の生死・現在の生死・未来の生死・三世の生死に法華経を離れ切れざる」と、大聖人がお示しのごとく、どこまでも御本尊を受持し、題目を唱えながら、広布に生きぬいたときにこそ、三世永遠にわたる生命の王道、最高の歓喜の大道を歩んでいけるのである。
 ゆえに、この無上道から離れてはいけない。仏種を断じてはならない。絶対に退転してはならない、と強く申し上げておきたい。
37  ともあれ、現実は三世永遠への大切な第一歩でもある。ゆえに私どもは強盛な信心にこの一生をかけながら、またこの現実の一つ一つの仕事に勝ち、乗り越えながら、永遠なる″歓喜の王道″を一歩一歩、進んでいきたいと念願し、本日の記念の講演とさせていただく。昭和六十二年九月十五日 創価文化会館

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