Nichiren・Ikeda

Search & Study

日蓮大聖人・池田大作

検索 & 研究 ver.9

大切なのは「一念の健康」 心が強ければ、病にも負けない

「健康対話」(池田大作全集第66巻)

前後
8  ナイチンゲール「看護は人生の最高の喜び」
 小島 ありがとうございます。皆さんに安心と希望を送れるよう、いっそう、技術と人間性を磨いていきます。
 池田 偉大な使命に生きておられる看護師さんです。だからこそ、大事にしなければならない。
 たしかに苦労は多いでしょう。ふだんは患者さんや医師に忍耐強く接していても、身も心も疲れ果てると、「もう、こんな人たちの面倒は見きれない」(笑い)――そう思うことがあるかもしれない。
 しかし、人の苦悩を癒し、人のために働く尊さは何物にもかえがたい。そこに看護の本質的な喜びもある。ナイチンゲールは言っています。「看護は犠牲行為であってはなりません。人生の最高の喜びのひとつであるべきです」(薄井坦子代表編訳『ナイチンゲール著作集』3、現代社)
 皆さんが健康を守った方々が社会に貢献し、生き生きと活動していく姿を目にすることほど、うれしいことはないでしょう。人生の最高の充実もあります。
 長年、こうして陰で活躍されている白樺の友を、学会本部として最大に顕彰すべきではないか、と私は提案しておきたい。
 創立記念日に向かって、本年の総仕上げの活動も始まります。わが同志の健康・無事故が第一です。皆がはつらつと、楽しく健康で長寿の人生を謳歌しでいけるよう、私は妻とともに、さらに真剣に祈ってまいります。

1
8