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日蓮大聖人・池田大作

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昭和三十三年(二月)  

「若き日の日記・下」(池田大作全集第37巻)

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13  二月二十二日(土) 快晴
 十二時発にて、大幹部と登山。
 暖冬、春の如し。
 了性坊、寂日坊の落慶式。先生もお元気にご出席。無理をなさっておられる。少しお休みになっていただきたいことを、胸の中で思う。
 「大幹部に、この一年で、十年間のことを指導し、指示する」と、厳然たり。
 「阿諛諂佞の輩は全部切る」と。しかり。かつ「組織を乱しゆく者、信心利用の者も、また同じ」と。また、しかなり。
 終わって、大講堂引き渡し等、種々の準備。
14  二月二十四日(月) 雨
 熱とれず。疲れてならぬ。
 夜、六時三十分より──本部にて輸送会議。十一時過ぎまで。H君をはじめ、青年部は、実によくやった。頭がさがる。必ずや大御本尊様の称賛あることを。幾十年の先に、この人たちの因果の実証、疑いなし。
  ① 本日で大講堂落慶式の準備完了
  ② 明日、パス会社、鉄道関係に書類を回すこと
  ③ 役員人事も決定す
 これで、自分もほっとする。先生も安心してくださるであろう。
 帰宅、一時少々過ぎ。風邑に入る。
 飲めぬウイスキーを少々口にして休むことにする。時計、二時少々前。充実した、使命感に、誇り高し。

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