Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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昭和三十二年(十二月)  

「若き日の日記・下」(池田大作全集第37巻)

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24  十二月二十九日(日) 晴
 一年ごとに責任を感じ、一年ごとに、先生から講義をうけ、勉強しゆく、この年末。成長の節を顧みる実感あり。深く強く。冥益は正法の現証なるを。来年の新しき坂を登ろう。
 午前中、休養
 午後、先生宅へご挨拶。実家へ、兄宅へ、理事長宅へ、お歳暮に回る。
 おそく帰宅。ゆっくり一家で勤行。
25  十二月三十日(月) 快晴
 午前、午後と、在宅。
 午後、読書。御書も‥‥。
 午後六時より、I氏宅を、青年部最高幹部、夫妻ともども、訪問。皆して、遅くまで語る。
 帰り、新宿に寄り、妻と二人で、正月の装飾品を求む。
26  十二月三十一日(火) 快晴
 二十九歳よ、永遠にさようなら。
 三十代の人生に、栄光あれ。
 本年は、苦難の年であった。負け戦であったかもしれぬ。
 来る年は、断じて勝ちゆく、晴れの人生の出発を。
 昭和三十二年よ、さようなら。
 厳風に、富士の勇姿は、かわらずに。

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