Nichiren・Ikeda
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昭和三十年(三月)
「若き日の日記・上」(池田大作全集第36巻)
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14 三月十六日(水) 曇
身体の調子、全く悪し。
宿命か。罪業か。謗法か。如何にせん。
精気なく、意気なく、死せる寸前の人の如し。人生の青春。人生の桜花。今、散りゆくは、いと淋し。
題目をあげきることに尽きる。仏法の厳しさ、自己の一念の厳しさ、実証のため、自ら奮起あるのみ。
大法弘通に、名誉ある死を遂げたい。そして、永久に、ゆっくり、休息したい。
静かに、深く。
生ト死。成住壊空。生老病死。常楽我浄。久遠ノ生命。永遠ノ生命。瞬間即永遠。生死不二。色心不二。三世常恒。
実感シ、会得セズシテ、去ルハ、正信ノ徒トシテ情ケナシ。頑張レ。頑張レ。
15 三月十七日(木) 快晴
身体の具合悪し。
顔色、悪しと、妻よりいわれる。
無理して、出勤。車中、気持ち悪くなる。
七時、0氏のために応援。区議会議員選挙である。
常在寺、約四百名集合。当選は間違いなかろう。