Nichiren・Ikeda
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昭和二十九年(四月)
「若き日の日記・上」(池田大作全集第36巻)
前後
13 四月二十二日(木) 曇
暖かな、一日であった。
六時三十分に本部。
新部隊長を含め、第一回部隊長会。厳しく指導する。
一、責任ヲ持テ
一、指示、伝達ヲ、的確ニ
一、怨嫉ヲナクセ
一、決シテ、威張ルナ
十時より、K女史と、戸田先生のお病気、並びに学会内の諸問題について談合する。
第一には日天・朝に東に出で給うに大光明を放ち天眼を開きて南閻浮提を見給うに法華経の行者あれば心に歓喜し行者をにくむ国あれば天眼をいからして其の国をにらみ給い、始終用いずして国の人にくめば其の故と無くいくさをこり他国より其の国を破るべしと見えて候。(松野殿御消息)
14 四月二十九日(木) 晴後曇
朝、晴れ、後薄曇り。
八時頃、起床。朝、講演の原稿を書く。
青年部男女合同の大総会である。さる三月三十日、一支部一部隊制設置にともなう新部隊旗授与式である。
十一時、中央大学講堂にて―――予行練習をする。
軍楽隊の勇壮なる曲に、胸躍る。
一時開会。集合人員、男女青年三千五百名。
四時五分前に、全部終了す。
五時より、六時三十分まで、先生を囲み会合。
先生、非常に、お疲れの様子。早目にお帰りになられる。淋しい。
次第に、青年部も成長してくる。
青年部の純粋なる信心、確信が、学会精神でなくてはならぬ。
帰りに友達と神田から、渋谷へ抜けて、すしを食しながら、学会の将来のこと、人事のこと等を語る。
十時近く、雨となる。