Nichiren・Ikeda
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昭和二十八年(三月)
「若き日の日記・上」(池田大作全集第36巻)
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6 三月八日(日) 朝雨、晴後曇
朝方、豪雨。
七時起床―――早急に品川駅にゆく。T部長らと共に登山の途につく。
十二時床―――本山着。
一時、お目通りをなす。
二時三十分、御開扉。
五時―――下山
信心して六年。月参りをすることが出来た。実に嬉しいことだ。福運大なり。
人のため、法のため、社会のために、心おきなく活動出来ることは、実に幸せのことなり。これ宿命打開の直道とならん。
ソ連、次期首相にマレンコフとのこと。
7 三月九日(月) 快晴
本部にて四級講義。剣豪の修行を思わせる先生の峻厳さ。弟子達の真剣さ。
教学の度に思うことは、勉強不足である。勉学の必要を、深く深く感ずる。
U男子部長と共に帰る。健康を欲する。
学会の幹部は、未来の人、そして、孤独の人、誠実なる人を、心から激励し、擁護してあげねばならぬ。
自己を、深く反省する。決して自惚れてはならぬ。建設と、修行と、努力と、教学をば、生涯失つてはならぬ。
帰宅、十一時すぎる。