Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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昭和二十六年(一月)  

「若き日の日記・上」(池田大作全集第36巻)

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23  一月二十九日(月) 快晴
 悪夢のせいか、寝起きより、疲れしきり。
 一日中、暖かな日和であった。
 先生より、厳しい指導を賜る。自己の信心の欠点、ほぼわかつて来る。
 折伏だ。広宣流布のため、全生命を打ち込んで、活躍してゆくことだ。観念論、思索のみでは、何もならぬ。青年は、唯、実践、実行が、生命なのだ。―――
 信仰が、吾が人生の根本である事。
 清純なる信心が、生活の根本である事。
 弱き自己。意気地なき自分。悩み苦しむ自己。所詮、題目以外に解決の途は、絶対にない。
 信心の究極は、己証を感得することに有るか。―――
 夜、N宅、S宅を訪問。
24  一月三十日(火) 小雨
 汝自身を知ることは、大変なことである。
 苦悩も、失敗も、自身を知らぬことから、出発するのかも知れぬ。
 運命、宿命、性格、全く、自身をどうしょうもない場合がある。自分もしっかりせねばなるまい。良き環境も大事だ。力ある指導者、教師も大切になる。だが、やっぱり、大御本尊と、信心によるほかはなくなって来る。
 敵多くして、立派な人がいると思う。敵多くして、悪人である場合も考えられる。
 味方多くして、立派な人がいると思う。味方多くして、八方美人の、人間の屑である場合も考えられる。
 人間の生き方を考える。
 就寝、十一時五十分。
25  一月三十一日(水) 小雨
 今年も、早一か月を送る。早いものだ。今日は、永久に、今日一日しかない。過去、未来にわたり、今、一瞬しかなく、消えてゆく。―――
 太平洋の広さの如き、境涯で、一生を送りたいものだ。
 太平洋の怒濤の如き、生命力で、一生を戦いたいものだ。
 太平洋の黒潮の如き、情熱で、一生を溌剌と送りたいものだ。
 帰室、十一時三十分。

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