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仏法即社会 (第28回)

2009.10.8 「御書と師弟」

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6  教学試験頑張れ!
 この秋、全国で「教学部初級試験」「青年部教学試験3級」が行われます。御書を拝し、仏法の甚深の法理を学ぶことは、「法華を識る」正道であり、「世法を得」る大道にほかなりません。
 学んだ分だけ、自分が得をします。大仏法を生き生きと学び、社会で勝ち抜く英知を体得していっていただきたいのです。
 先輩の皆様方、担当者や役員を務めてくださる方々も、どうか、よろしくお願いいたします。
 「学は光」です。米ハーバード大学の調査によると、事業で成功した人の多くは、学歴に関わらず、社会で苦労しながら、大学院生と同レベルの語彙を獲得していたそうです。豊かな、よき言葉をたくさん学ぶことが、大成の力となるのです。
 いわんや、大仏法の教学運動は、庶民の大賢者を育成し、「幸福博士」の記別を贈る聖業です。共に「行学の二道」に励みゆく中で、無量の福智に包まれゆくことは絶対に間違いありません。
 戸田先生は青年に語られた。
 「世界の動きをよく見つめ、御書を頭の中に入れて、言論戦を展開するのだ。大聖人は佐渡で、開目抄、観心本尊抄を、すらすらとお書きになっています。そこには、辞書も経典もない。ただ驚くばかりです。君たちも、いつまでも若い情熱を保ち続けて勉強してほしい」と。
 学会は、平和と正義の大哲学を学ぶ偉大な民衆大学です。
 法華経の如来神力品第21には、「日月の光明の能く諸の幽冥を除くが如く斯の人は世間に行じて能く衆生の闇を滅し」と説かれています。
 この通りに、学会は一段と人類の未来を照らす「太陽の大連帯」を強め広げてまいりたい。
 文豪ゲーテは歌いました。
 「元気よく思いきって、元気よく出よ!」「太陽を楽しめば、どんな心配もなくなる」(高橋健二訳)と。
 「天晴れぬれば地明かなり」──拝すれば拝するほど、わが生命の天空に旭日が昇り、見渡すかぎりの使命の大地に、明るい陽光が降り注ぐ御金言です。
 さあ、太陽の大生命力で、堂々と朗らかに対話の最前線へ打って出ようではありませんか!
  天晴れて
   法華を識るは
       幸福王

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