Nichiren・Ikeda
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動執生疑
(第24回)
2009.8.20 「御書と師弟」
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6 思い切り楽しく!
大聖人は「元品の法性は梵天・帝釈等と顕われ」と仰せになられている。
梵天・帝釈といっても、遠くにいるのではない。強盛な祈りで、わが法性(仏性)を発揮する時、その生命が梵天・帝釈として現れ、我らを厳然と守護することを忘れてはなりません。
信心とは、究極の勇気です。その勇猛なる信心の一念で、衆生世間、国土世間をも大きく動かし、勝利していける。これが「一念三千」の極意です。
私が戸田先生の弟子として、中国とロシアを初訪問してから今年で35年になります。
当時は、反対や圧迫の声が渦巻いていた。しかし今や、両国をはじめ世界の五大州と結んできた平和・文化・教育の金の橋は、日本にとっても大事な命脈として感謝されている事実は、皆様方がご存じの通りです。
法華経では、地涌の菩薩の出現によって本門が始まる。世界を舞台に、幾百万の地涌の青年が立ち上がった今、いよいよ創価の「本門の時代」の開幕です。
戸田先生は叫ばれました。
「前進前進、勝利勝利の創価学会であれ! そのためには、勇気と確信と真剣勝負の創価学会たれ! 断じて皆が勝つのだ。負けてはならない。これが広宣流布の方程式だ。これが自分自身の永遠の勝利の人生、すなわち仏になりゆくことだ」
わが広布の英雄の皆様よ! 歓喜踊躍して舞う上行菩薩の生命力を漲らせて、生まれ変わったように生き生きと戦おう!
そして思い切り楽しく声を出しながら、仏になりゆく勝利の万歳を叫び、勇敢に進もう!