Nichiren・Ikeda
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唱題の大音
(第16回)
2009.6.4 「御書と師弟」
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10 諸天よ弟子を護れ
大聖人は仰せです。「各各をば法華経・十羅刹・助け給へと湿れる木より火を出し乾ける土より水を儲けんが如く強盛に申すなり」──湿った木から火を出す思いで、乾ききった土から水を出す思いで、私は皆の無事を強盛に祈っている──。御自身が流刑の真っ只中にあった佐渡の地から、遠く鎌倉の門下たちの身を案じられています。
法華経よ、諸天善神よ、わが弟子を断じて護りたまえ! これが師匠の祈りです。師匠とは何とありがたいものか。私はこの御文を拝するたびに、感謝と不惜の念がわいてきます。
私もまた、尊き同志の皆様方、そして全世界の民衆が、あらゆる辛苦を乗り越え、晴れ晴れと幸福・栄光の勝鬨を上げられるよう、ひたぶるに祈っています。
戸田先生は断言されました。
「題目で勝ちなさい。何があっても、あげきった題目の福運は厳然と残る。絶対に消えないのだ」
勝負は、我ら自身の一念です。行き詰まったならば、それは「前進している証しだ!」と胸を張って、何ものにも負けず、堂々と歩み抜きましょう。
創価の師弟の大音声──唱題と対話の「大風」を、縦横自在に社会へ吹きわたらせようではありませんか!
颯爽と
また決然と
指揮とれる
君が動けば
勝利の天地に